短期記憶と長期記憶を判断する海馬とは

短期記憶と長期記憶を判断する海馬とは

短期記憶に保存された情報は、重要度が低いと容赦なく消去されて忘れる事になります。逆に長期記憶に保存された情報は、長期間に渡って記憶する事ができます。この2つの保存場所をコントロールするのが海馬の役割となります。

 

つまり、記憶力を高めるためには海馬をコントロールする必要があるわけです。最も重要なのは、長期記憶に保存されるためには、何度も同じ情報が脳に入ってくるという状態を作る事です。

 

こうする事で、海馬はその情報を重要度が高いと判断してくれるようになるのです。これをするためには、勉強した事を復習するという行為が重要になってきます。一般的な勉強方法には、復習をするという事がよく聞かれますが、これによって海馬が情報を重要と判断するかどうかが決まるのです。

 

そのため、長期間覚えておきたい事があれば、ぜひ復習をするように習慣づけましょう。すると、自然と記憶力を高める事に繋がり、予想以上の効果を発揮する事でしょう。逆に復習をせずに、そのまま放っておくと海馬はその情報を消去して忘れてしまう事になります。

 

海馬は、保存容量が少ないため、あまり多くの情報を保持する事ができないようになっています。そのため、復習などをして重要と判断されければすぐに忘れるようなしくみになっているのです。

 

そして、また新しい情報を保持するようになります。このような仕組みを知ると、いかに復習が重要なものかが分かってくるでしょう。まずは、このような学習方法で記憶力を高める習慣付けをしてみましょう。


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