喜怒哀楽による記憶の効果

喜怒哀楽による記憶の効果

記憶力を高める方法の1つに、喜怒哀楽を伴う情報を意識的に作るという方法があります。たとえば、問題を解いて悩んだすえに解答が分かった時に、大喜びするような人はその時の記憶を長期間に渡って覚える事ができます。

 

逆に、問題に間違えたり解けなかったりして、大きく悲しんだり怒ったりする人も同様に、その時の記憶が長期間に渡って記憶に残るようになります。このように、喜怒哀楽が人よりも激しい人ほど記憶力を高める事が簡単になるでしょう。

 

ただ、これは学習以外でも誰もが経験している事でもあります。過去を振り返って、思い出す事というのは、大抵が喜怒哀楽に関連する事ではないでしょうか。さらに、激しく怒った時や、悲しんだ時というのはより一層記憶に残るようにできています。

 

これは、喜んだり楽しいと感じた想い出よりも強く印象に脳が影響した事によって、長期間に渡り記憶が保存されているからなのです。さらに言えば、何か病気や事故など生命に支障をきたすような事が起こると、さらに脳が重要度を高くして記憶に残すように働きかけます。

 

これにより、なかなかこのような出来事は忘れることができないような仕組みとなっているのです。このように、喜怒哀楽というのは、記憶と密接な関係を持っており、応用次第では記憶力を高める事に繋がるわけです。

 

学生でも応用ができるものですが、社会人になっても利用する事ができるでしょう。できるだけ、喜怒哀楽をつけた感情を持つ人間になっていくと、自然と物覚えも良くなっていくでしょう。


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